家具と住まいの最新情報や、お客様との日々のやりとり、
時には、木と関わるしごとを担当している私たちの想いを綴ったブログです。
LaVida Blogと合わせて、お読みください。
2012年2月20日(月)
震災以降、特に今年に入ってから家具の受注が立て続けにあった事は前にも書いたかと思いますが、やはり生活を今一度見直す方が増えている事が実感としてあるのは、家具屋としても、デザイナーとしても嬉しい限りです。本当に。
もちろん商売ですから、儲けが出ないことには駄目(というより続けられない)なので、とても大切な事ですが、対価は頂きつつも、納品した家具を目の前に空間がより良くなる瞬間のお客様の顔(というより表情)を見ると、納めた家具達も大切に使われて、持ち主の生活を支えながら、長らく面倒を見てもらえるんだろうなと、安堵の感に包まれると同時に、不思議な満足感にも出会えるのが家具屋の醍醐味です。
さて、前置きが長くなりましたが納めさせて頂いた家具達を連続して……
まずは天童木工が誇る、ロングライフデザインの筆頭と行っても過言ではないでしょう。
剣持勇デザインのリビングソファ!

張地はキファソ(デンマーク製綿麻。ラビーダスタッフ内で大人気)に張替えさせて頂いたのですが、近頃めっきりオススメ生地の中核を担っています。
麻が入っているせいか色が沈んで見えるのですが、これがとても美しく、finn juhlからwegner、剣持まで、何に張っても主張せず、でも上質感をさらに上げてくれる優秀なファブリックです。
お買い上げ頂きましたS様、ありがとうございました!
そして今日はピータービッツの不朽の名作、soborg mobileのローボードをご購入された郡山のK様邸に納品に行って参りました。

長らく悩まれた甲斐がありましたね!Kさん!
寸法もぴったり、納めるべきものたちもこれでバッチリ片付くことでしょう!
Kさんの話が面白すぎて、いつまででも聞いていられました。
本気で漫談家になれる能力を持った人だと思います。
K
2012年2月13日(月)
かねてより ラビーダ にて家具を揃えていらした、伊藤眼科様。
今回のご依頼は、診察直前の中待合室でのソファでした。
医院には、老若男女様々な患者さんがいらっしゃるので、座り心地が良いもの・耐久性があるもの・そしてもちろんデザインが良いもの、を探されていましたので、ラ・ビーダで今一番人気の(Lソファ以上に(泣))天童木工のソファ”Centro”を自信を持ってご推薦。先生の目に留まり無事決めていただいたのですが、そのあとがすごかった。3Pソファで数は4台、そして、すべて違う色で…。


お届けした際、先生に「選ばれた色合いは目に良いのですか?」と質問したところ、「わかんない。でも楽しいでしょ!」と。
目に優しい、負担をかけない、ということと、診察前の不安な気持ちや緊張が和らぐように、という患者さんの心理にも目を注ぐ先生の心遣いを感じました。
伊藤眼科様の待合室です。椅子好きにもたまりません。

目を楽しませる、目を喜ばせる。
洋服などでも色で迷い、無難な色を取り入れすぎて、同じ色調になってしまうことも多々あります。色とともに日々の生活を楽しむこと。とても大事です。
実は、ラ・ビーダでは椅子、ソファを選び抜いた張り地で、様々な色で、張替え中です。今回納品したソファ”Centro”も新たに2月下旬には入荷してきます。お楽しみに。
伊藤先生、ありがとうございました。目から鱗。改めて勉強になりました。
2012年2月9日(木)
何かしらの機会にH様邸を訪れる機会が多いこの頃ですが、今回は家具の納品です。
この日頂いたのは、おからの黒豆とクルミ入りマフィン。それに伊予柑のマーマレード!
いやーおいしかった。ごちそうさまでしたHさん。
H様邸を訪ねると何かしら素敵なおやつを頂くことが多く、ついつい長居してしまう事もしばしばですが、この日も大変おいしゅうございました。
っと違った……。
納品です。納品。

納めさせて頂いたのは、天童木工のイージーチェア。
本体は軽くて女性でも持ち運びが容易な上、摺り足なので置き場所も選びません。
スウェーデン人がデザインしたとは思えない程日本人の生活を理解してます。
北欧旅行時に向こうの人たちも靴を脱いで生活していたのが印象的でしたが、畳にも置けたり、座面の低さからくる心地よさは、なるほど納得です。
通常選択可能なファブリックも悪くはないのですが、近頃はchivassoというファブリックメーカーの物を張り替える事が多いです。
当然様々な商品を開発してますが、中でも「love it」というシリーズは綿麻で温かみがありつつ、通気性も良いのでウールと同じく通年の使用にもおすすめですし、織りがしっかりしているので耐用年数も長く、何より自然素材で質感が高いのも魅力です。
そしてさすがHさん素敵なのは、ストーブ前でお母さんの寛ぐスペースを用意して上げるためのプレゼントだということ。
目を細めて喜ぶお母さんの表情が嬉しいですね。
そして座った瞬間の「これ麻じゃないの?‥‥良いわねー」と。
分かる人には分かる。経験に勝るもの無しです。
2012年2月3日(金)
昨日は市内某所に放射性物質の測定所ができたということでサンプル検体を持参して見学に行って参りました。

県内でもゲルマニウム半導体検出器や、シンチレーションスペクトロメータが設置されている場所がありますが、何が違うのか今回僕も始めて詳しく知る事ができ、それぞれの検査数値に対しての”受けとめ方”がある程度はっきりしました。
本当に、ざっくりと説明するとゲルマニウム検査の場合は放射線を出している核種まで特定でき、その量、つまり1キログラムあたり、何ベクレル含まれているかまでを知る事ができます。
シンチレーションの場合は、放射性物質のもつ周波数を感知し、その周波数の波が高まるグラフによって核種が何かを推し量る事が出来るという物です。
キログラムあたりのベクレル含有量がわかるのはこちらも同じです。
ですので、シンチレーションの場合はあくまでも簡易検査となるわけですが、同じ検体で両方の検査数値を比べてみたところ、ほぼ誤差の範疇に収まっているので、どの程度検体が汚染されているのかを知るには充分です。
ただ、一応機器のモニターに「i-131=26ベクレル/kg」等と表示されはするものの、あくまでも波形での核種予想なので、自然界に存在する天然の放射性物質(例えばカリウム40等)の影響を受けて波形が乱れている場合等は、改めてゲルマニウム半導体検出器にて検査をする必要があります。
詳しくは「農林水産省・安全局消費・安全政策課」を参照ください。
さて、話は見学会に戻り、これからここが測定室として機能して行く訳ですが、どういう形で使わせて頂けるかは未定ですが、また進展がありましたらお知らせさせて頂こうと思います。
2012年1月21日(土)
本日はいわきに新築して頂くH様の実施設計契約でした。
目の前で捺印を頂き、コーディネート費の一部をお支払頂く(一部と言ってももちろん大金です。)
住宅を一棟建てるという事の中では、毎回当然発生する出来事ですが、これから先住み続ける居場所を作るという事で言うと、それはとても大変な事で、施主側も設計、デザインする側も労力も使うし、時間もかかる。
一生に一度のとてもとても大事な出来事の「始まり」が、H様とLaVidaとの間では今日だという事なのですね。
契約書に印鑑が押された瞬間、そんな事が頭の中をよぎり、改めて気合が入ったということを書いておこうと思います。

思えばH様が、とあるお客様のご紹介で初めてご来店された時にお相手させて頂いたのが僕だったこともあったり、ご紹介頂いたその「とあるお客様」も僕にとってとても大切なお客様ですので、どうにか最高の満足を提供させて頂く所存であります。
少し硬くなりましたね…
H様、これから忙しくなりますが、どうぞよろしくお願い致します!