2022年1月4日
新春初売りイベント「ラ・ビーダ 新春3福フェア」期間中の1月8日に餅つきとお福もちのおふるまいイベントを開催します。
日時:1月8日(土)11:30〜
場所
臼と杵でお餅つき:ラ・ビーダ店頭
お福餅のおふるまい:ラ・ビーダ2階
※お餅がなくなり次第終了します
※おふるまいのお餅は衛生管理を徹底したキッチンで調理したものとなります
「キャベツ餅(写真右下)」「じゅうねん餅(写真左下)」「あんこ餅(写真上)」
郡山市逢瀬町多田野にある農家民宿「なんだべ村」の石井さんご夫婦の協力のもと、地元に伝わるさまざまなお餅の食べ方のなかから、この3種類に決定しました。
石井忠勝さんとトライさん
郡山市の逢瀬地区に伝わる郷土餅。油で炒めたキャベツを醤油と砂糖であまじょっぱく仕上げたタレにからめました。冬野菜を無駄なく使い切るために作られたもので、昔は白菜で作っていたとか。「秘密のケンミンSHOW」に取り上げられて一躍有名になりましたが、この番組が取材に来たのがなんとこの石井さんご夫婦です! 逢瀬公園にある逢瀬茶屋で販売されているキャベツ餅も地域の仲間が作っているそうです。
“本家本元”がつくるキャベツ餅をこの機会にぜひ味わってください。ちなみにトライさんのお気に入りはキャベツの芯の部分。冬キャベツならではの自然な甘さがたまりません…。
ラ・ビーダの前身となる渡部家具店が97年前に創業した小野新町や、トライさんが生まれ育った大越町(現在は田村市)など阿武隈山系に伝わる餅料理がこの「じゅうねん餅」です。から煎りしたじゅうねん(エゴマ)の実を擂(す)った豆腐と合わせ、甘味を加えたタレを餅にからめていただきます。
豆腐のやさしい味わいとユルめの食感は、同じ大豆を原料とした味噌と合わせたじゅうねん味噌にはないものです。じゅうねんの香ばしさがより感じられ、お餅が進みます。
石井さん家の畑で栽培された小豆で作ったこしあんをからめたあんこ餅です。小豆の食感が残るあらごしのあんは甘すぎず、つきたてのお餅との相性はバッチリです。
郡山を代表するキャベツ餅、小野新町や大越を代表するじゅうねん餅、そして定番のあんこ餅。さてさてどの順番で食べましょうか? 1月8日(土)11:30スタートのお餅つきが終わり次第、 おふるまいを始めます。
実は石井さんご夫婦から今回のおふるまいのために5種類の候補を提案していただきましたが、当日の準備を考慮して泣く泣く3種類に絞りました。残り2種類もなんだべ村産の食材を活かした郷土の味。気になる方は当日スタッフにこっそり尋ねてください。
※感染症対策のため、ご来店時に体温測定とアルコール消毒、不織布マスクの着用をお願いしています。
※お餅をいただく際は黙食でお願いします。会話の際はマスクを忘れずに。農家民宿なんだべ村
https://ouse-taiken.com/farmstay/nandabe/石井さんご夫婦が作ったじゅうねんの実などの作物は農産物直売所「あぐりあ」などで購入できるそうです。ぜひ生産者名をチェックしてみてください。